看護大学院へ行く前に知っておくと良いこと
みなさん
こんにちは。トイプードルと楽しく暮らすtoyda-poodleです。
本日は、「看護大学院へ行く前にしておくと良いこと」について書きます。
看護大学院ができたのは、今から40年前
国立大学で1979年の千葉大学にはじまります。
今では、200校以上の看護大学院ができて、行きやすくなりましたね。
また長期履修制度(在学年限を2年から3年とする制度で、働きながら大学院へ行ける制度です。授業料も2年間と同じなので、働きながら大学院へ行ける)がある大学院も多くなり、門戸が広がったといえます。
準備の第1段階として
「自分の研究したいことをある程度決めておく」
大きく分けて、急性期、慢性期に分けられると思います。
急性期であれば、救急領域やICUなどのクリティカルケアなのか、心疾患患者へ看護なのかなどに分かれていきます。
自分が研究したいと思う分野の研究をしている教授と面談し、大学院を受験するかを決めます。
僕の場合、救急領域の研究をしたかったので、自宅から通える急性期分野の教授へメールを送りました。しかし、近くの大学院の教授は、「化学療法専門」「放射線治療専門」などクリティカル領域の教授はなかなか見つかりませんでした。
クリティカルケア領域の教授は、2時間以上かかる国立大学院か、長期履修のない国立大学院しかなく、諦めかけていました。
今思えば、救急領域の高齢者に焦点を当てていましたので、「老年看護」の教授にアプローチしても良かったかな?と思います。でも、その時点ではそこまでの知識がなく、
とりあえず「クリティカル領域」を探していました。
幸いにも、1時間程度で通える国立大学の准教授が救急領域の研究を専門にしていましたので、そこで拾ってもらえました。
第2段階として
「いざ、指導教員と面接」です!
実際の面接してみて
「この指導教員とは合わない!」と思ったら、やめたほうがいいでしょう。
修士論文を書くときは、指導教員から密に指導を受けなければいけません。
教員とのウマが合わずに、やめていった院生もいました。
情熱だけじゃ、超えれないハードルがあります。中には、意地悪な指導教員も
いますので、面接の短時間で「無理かな?」感じたら、考え直しましょう!
第3段階として
指導教員も問題なく、受験する大学院が決まりましたら、
英語が必須ですので、これは、大学院を目指す前から、英語論文などで
慣れておいたほうが良いでしょう!
僕も「大学院を受ける!」と決めて、3年間くらいはオンライン英会話をしていました。
大学院受験前に自分の実力をみるためにTOEICを受けました。スコアは595点で、
これは「日常生活の会話は困らないレベル」です。
これくらいあれば、そんなに大学院生活でそれほど困ることはなかったです。
それと、専門領域の勉強です。
僕の指導教員は、准教授でしたので、教授の専門分野である「看護倫理」がかなり多く出ました。問題は「倫理原則の説明と、倫理ジレンマの例をあげよ」みたいな問題でした。
第4段階として
できれば論文を書いておく。これは、非常にハードルが高いですが、「論文を書く
能力がある」と受験にプラスになると思います。
また、講義では、量的、質的研究の基礎を学びます。多分、研究をしていなければ
チンプンカンプンの人もいたと思います。
幸い、大学院受験前に5本程度の論文を書いていましたので、少し余裕を持って講義に参加することができました。
大学院を受験する準備として
1.指導教員探し
2.英語
3.論文の知識をある程度持っておく
ことが必要です。
6月ごろから教授との面会が始まりますので、
4月から少しずつインターネットで探しはじめることをおすすめします!