反社会勢力の方が救急車で運ばれたときの漫画みたいな話!
みなさん、こんにちは。トイプードルと楽しく暮らすtoyda-poodleです。
救急外来で働いていると、いろんな人と出会います。
もう、10年以上前の話ですが、反社会勢力の方(多分、親分)
が吐血で救急車で運ばれたときの話。
救急車が病院に着いたと同時に、黒色のベンツが3台!
えっ!なんの集団?
真っ青な顔で、救急車で降りてくるやいなや、いかつ〜い方が数名。
「大丈夫ですか?兄貴!」「ちゃんと、運べや」「お前、医者か?はよみろや!」
など怒号が飛び交う。
(やべーな〜)と心の中で思ったのは、僕だけじゃなかったはず😢
「兄貴、どうなってんねん!ちゃんとみんと、殺すぞ!」
ってどういうこと?
貧血の状態を確認するために、採血と点滴をすることに!
ロビーには、10名程度の反社会勢力の方々
2名は兄貴の横にべったり。
こんな状態で採血って!地獄じゃない、手が震えて、うまく行く気がしない😢
案の定、一回失敗!
舎弟「おい!、お前何やっとんねん!下手くそ!」って
プレッシャーかけるのは、あなたですけど。
なんとか2回目で成功!やれやれ。これからどうなるのか(不安)(-_-;)
その後、医師から内視鏡で止血術、輸血が必要なことが兄貴と舎弟に説明されて
舎弟「それで、兄貴、大丈夫なんやろうな?なんかあったら、承知せんぞ!」
って、殺される勢いでした。
そんな中、意識が朦朧としていた兄貴が輸液で、少しはっきりしてきたのか
「黙れ!みなさん、こまっているやろ。とりあえず先生方のいう通りにしよ」
舎弟「へい」
みんな、心のなかで(兄貴〜、意識取り戻してくれてよかった。
やっぱり、上の人は常識がある)と思ったことでしょう。
それから舎弟たちは、救急室から出ていきましたが、
どこに行くのも10名程度の舎弟が動く。
内視鏡室へも
病棟へも
非常に恐ろしい体験でしたが、こんな漫画みたいな世界があるんだな
と社会勉強になりました😁