toyda-poodle’s blog

病院に勤める看護師 。これまでの生きてきた経験を面白く紹介!たまに真面目なことも書きます😁

病院に勤める看護師が論文を書くメリットってあるの?

みなさん、こんにちは。

トイプードルと楽しく暮らすtoyda-poodleです

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研究をするメリットとしては・・

  1. 頭のいい人と思われる
  2. 自分の名前が残る 
  3. メンタルが強くなる!

 

逆にデメリットとしては・・

  1. お金は、マイナス!

最近では、オンライン投稿も増えていますが、一般的に郵送が多いです

なので、いつも追跡郵便で、データはCD-Rに焼いて、投稿しています

それ以外に、引用や参考文献の購入もかかり、

英語論文であれば、native check(英語の表現があっているかのチェック)

8万円くらいかかります

現在は、投資するお金がないので、日本語論文のみです(-_-;)

 

  1. 査読者によっては、ひどく傷つけられる!

もう慣れましたが、

絶対に一回で通る論文はありません(僕の経験上)

一生懸命書いた論文も、多くが赤字で返って来ます

これは、まだ可能性があります

なかには、reject(受付できません)され、

修正の機会すら与えられないときがあります

これに耐えなければ、論文にはなりません

 

これが、メリットとして、メンタルが強くなります(^^;;

査読者のコメントが、傷つくことが書かれていても、

 

「ありがとうございます!」

って感じてポジティブに捉えることができるようになります

 

自己紹介にも書いています通り、

これまで論文は14本(first author:筆頭者)書いています

学会発表は多分、30以上はしたと思います

 

「なぜ?toyda-poodleさんは、研究をそんなにするんですか?」

ってよく聞かれます

 

最初の動機は、かっこいい!からでした

初めて、院内研究グループになったのは、看護師2年目

 

医学中央雑誌で先輩の名前を検索すると・・ヒット!

なんかかっこいい!

僕もこうなりたい!と思いました

 

最初は、先輩たちに混じってデータを収集しました

 

当時は、統計学をよく知らなかったんですが、

データを触って「有意差がでない!😢でた!😆」

一喜一憂している先輩を見て

「有意差が出た!って言っても、小さな違いしかないのに・・

これって臨床的に意味があるだろうか?」と思ったのを覚えています

当時は、まだ認定看護師ができて間もなかったですし、

認知度も、あまりありませんでした

そのため、キャリアアップを目指す先輩たちは、「通信制の大学にいく」

というのが、王道でした

 

僕も、男性として

「そうだ!臨床だけしていても、先は知れている!研究と英語をやっておこう!」

と決意した2年目でした

 

それから、院内の研究グループで研究を続けていました

先輩の研究に

「なんか、違うんだよな〜」と感じながらも、

気の小さい僕は、

意見が言えずに院内研究を続けていました

 

その後、モチベーションの高い先輩と同じように

通信制の大学へ入学し、教育学士を取得しました

 

今でも、研究は、続けています

院内では、研究倫理委員会、研究委員会、看護研究専門研修も行っています

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やっぱり、経済的に損しても、研究はやめれませんね

だって、エビデンスは、研究でしか作れませんから!

今も、2つの研究を進行中です!