toyda-poodle’s blog

病院に勤める看護師 。これまでの生きてきた経験を面白く紹介!たまに真面目なことも書きます😁

『コロナ感染症』で日本医療の問題を考える!

みなさん、こんにちは。トイプードルと楽しく暮らすtoyda-poodleです。

コロナ感染症が、医療者にも広がって
病院やクリニックを一時的に閉鎖しないと
いけない状況が発生しています!

これにより、通常の患者さんに大きな影響が
出ます。
例えば、明後日、定期の薬を取りに行く、
採血結果を聞きに行く、採血するなど
定期的に受診している患者さんはどうすればいいの?
日本の医療情報は、各病院やクリニック単位で管理しているため、他の医療施設を受診すると
意地の悪い看護師さんや医師から
お薬手帳あります?ないなら、取りに帰って下さい!とか
「いままでかかったことのある病気は?それが分からないと薬出せないんですね!」とか
言われた事はないですか?

だから、特に高齢者は、他の医療施設に怖くて、いけなくなるんですよ!
優しくない!

少し、脱線しましたが、
これから、どんどん医療者にも感染者が増えていくと、閉鎖せざるを得なくなります。

この背景には、『医療は絶対安全説!』だからです。

病院で患者さんが、転倒してけがをしたら、
「看護師のせい!」
患者本人が「餅が食べたい!」って家族に餅を持ってきてもらって、食べさせて詰まらせたら、
「食べさせた看護師のせい!」って。

そうなると、看護師さんは、インシデントレポートも書かないといけなくなるので、
どうしても、患者さんに「ごめんなさいね(泣)」
と泣く泣く、したいことができなくなったり、
したくないことをしないといけない状況になっているんです。

だから、抑制は無くならないし、患者さんのニードにあったこともできなくなる。

そういう社会の流れが、病院の中の
「患者さんに少しでも楽しんでもらいたい!」
「辛い入院生活を中でも、楽しみを見出したい!」
ってことがだんだんできなくなってきてる😭

コロナ感染も、同じで、「あの病院に行ったから、感染したかもしれない!」
って、言われなくないんですよ!
それをマスコミが嗅ぎつけて!
大きなニュースになって!
そうなったら、困るから、
閉鎖しかないんですよね!

もちろん、感染を拡げないという
当たり前の医療の考え方が前提です


コロナ騒動が長期戦になれば、
予防医学が大切です!夜間は、病院をやってませんので、薬局で必要な薬剤を購入して、個人で対応して下さい!責任は、個人でお願いします」
っていうことになるかも(^◇^;)

院内感染? 20代の女性看護師が新型コロナ 東京(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

医療も限界に来てるってことを知ってもらうきっかけかもしれません!